なんだか忙しいですよ? 1ヶ月も更新してませんでしたね。

KURO-BOX/PROのDebian化にまつわる問題(tarが駄目な件とOABI/EABIの問題)はとっくに(4月の初め頃だったかに)解決してまして、RESETボタン長押し一発でOABIカーネル+Debianにできるようになってます。

これまで行われてきたDebian化……KURO-BOX/PRO付属のEABIなuImage.buffaloをそのまま使うDebian化はEABIなカーネル+OABIなユーザーランドの組み合わせになるのでトラブル起きまくりになるため、おすすめできないです。後からOABIなカーネルに換えようとしてもEABIなmkfsでフォーマットしたファイルシステムをぶっ壊してくれるという厄介者です。

そこで、OABIカーネル+OABIなDebianという組み合わせにRESETボタン長押し一発で変更できるようにしたので、まっさらなKURO-BOX/PRO用の手順を簡単にまとめておきます。

1.

とにかくBusyboxなtarが駄目駄目なので、GNU tarに入れ替えます(以降、wgetを使用しますが、wgetを使用せずにWindowsでダウンロードしてWindowsからKURO-BOX/PROに転送してももちろんOKです)。

# wget http://w3.quake3.jp/sushi-k/pool/kuropro/debian/gnutar_kuropro.gz [Enter]

# gzip -dc gnutar_kuropro.gz >/bin/tar [Enter]

# chmod a+x /bin/tar [Enter]

これでOK

2.

OABIなfsckでHDDを初期化すればOABIなカーネルでマウントできることが分ったので、OABIなmkfs.ext3を含むDebian化キットを作成しました(無保証)。

# wget http://w3.quake3.jp/sushi-k/pool/kuropro/debian/debian_kit.tar.gz [Enter]

# tar xvzpf debian_kit.tar.gz -C / [Enter]

3.

OABIなカーネルイメージuImage.buffaloとDebianのミニルートhddrootfs.tar.gz、そしてChangeMeDevHDD、ChangeMyUbootEnv(この2つは付属CD-ROMので可)をここらあたりからダウンロードしてWindowsからKURO-BOX/PROのmtd deviceに転送します。

そして、おもむろにRESETボタン長押し。ピッという音とともにINFOランプが点滅して、10分くらいしたら終わるので(HDDの容量によって時間は違います)再起動。これでOABIなカーネル+OABIなDebian etchにKURO-BOX/PROが切り替わります。カーネルおよびユーザーランドがOABIで統一されているので安心して運用できます。

初期状態では192.168.1.81/255.255.255.0になっているので、SSHクライアントで192.168.1.81にアクセスして設定屋なんかを換えてください。

なお、以上の動作を、すべてのケースで保証することはできません。ほとんどの場合、問題なくDebian化できると思いますが、起動不能に陥ることもあり得ます。そうなったときはシリアルコンソールを使って復帰させる必要があります。そのことを承知の上で実行してください。