November 14, 2006
唐突ですが移転します
忙しさにかまけて更新できなくなっているうちに、ほっぽらかしになってしまったので心機一転、Wordpressを入れました。というわけで、こちらのblogは閉じ、
こちらの方に移転します。
June 03, 2006
いやはや大変でした
ひさしぶりの更新。こんなのをやっていたので、いろいろと忙しく、ここもほとんどチェックしてませんでした。
共著ですが、結局、2/3以上は書くことになってしまい、〆切は過ぎるし精神的にもきつかったですね。余裕がないと、こういう日記みたいのは更新する気にも慣れないという。
ま、いずれにしても終わったので、いただいたコメントにも、ぼちぼち目を通してリプライしていこうかと思います。
March 26, 2006
サンプリングレートと音質
仕事中の楽しみは音楽を聴くことくらい。もともとオーディオ機器を買い揃えたり作ったりし始めた理由が、仕事中のBGMを良い音で聴きたかったからなんです。movie tank IIはm3u(プレイリスト)を読み込めるし、いちいちCDを入れ替えずに延々と音楽を流しつづけられるのでBGMにぴったり。ASRCのおかげでリレーのカチカチも気にならなくなったし快適快適。んで、ASRCのサンプリングレートで音が変わるのか、聴き比べてみました。
96k→88k……?
88k→48k……ボーカルが少しやせた感じ?
48k→41k……?
41k→32k……ボーカルがやせる。楽器がガチャガチャ後ろでいってる感じになり帯域が狭くなったことも分かる
というところ。32kはさすがに駄目ですけど41k以上の違いは微妙ですね。あと、違いがわかるのはmovie tank IIとDACとの間にASRCをはさんだときで、CDPではほとんど違いは分からない。
思うに、送り出しのクォリティが余り高くないとき(=movie tank II)ASRCは何かの効果があるのかもしれません。
もっとも、これは定量的な話ではなくて単に、そう感じたというだけなので実際のところはいろいろ調べてみないと分からないですね。
March 21, 2006
サンプリングレートコンバーターを作ってみた
お気楽オーディオキットさんのサンプリングレートコンバーター(ASRC)を作ってみた。
実際に作ったのは先々週くらい。フラットパッケージのはんだ付けに苦戦して一部ショートさせてしまい上手く動かなくなってしまったので、先日、基板を洗浄した上で修正して何とか動くようにしました。何やら忙しいのでケースなどに入れている暇がなく今のところバラック状態です。
ASRCを作った理由はmovie tank IIなんですね。movie tank IIをAVアンプとか市販のDAC(CECのDX53MKIIIを持ってます)につなぐと、次のデータの演奏が始まる前に、いったんロックが外れて内部のリレーがカチカチと音を立てて、それが気になって仕方ありません。(たとえば)MP3はサンプリングレートが~48kHzですから、データを読む前にはサンプリングレートが決まらず、いちどロックが外れるのでしょう。
どうしたらいいかな、非同期サンプリングレートコンバーターがあれば問題ないな、そういえば……ということで、お気楽オーディオキットさんのページを見たところ、運良く基板を配布されていたので申し込んでみた、というわけです。
いまのところ96kHzまでの機器しかない(AVアンプは192kHzだったかな試してません)ので、それで試してます。目論見どおり(というか当然)movie tank IIとDACの間にASRCをいれてやればロックが外れず快適快適。
んで音が変わるかですが……。CDPとDACを直結したときと、ASRCを入れたときでは何かが変わるような気がしますが、そう大きな変化はないですし、良くなったような感じもそんなにしません。
しかし、movie tank IIとDACの間に入れると気のせいで無いレベルで音が変わるような。まあ、分かりませんが…。
March 15, 2006
PSEで右往左往
なんだか面白いですね。電気用品安全法の経過措置の一部終了に伴う対策について
いわゆるビンテージものを除外するそうですが、何がビンテージに該当するかは経済産業省が決めるそうで。ビンテージ判定委員会でも作るんでしょうか。現物を前に、偉い委員が「これはビンテージだ」「いや違う」とかやる姿を想像すると笑えます。
それと、現行機器で代替できるものは該当しないと言うことですから、オーディオ製品は大半が除外されることになっちゃいますね。アンプとかCDプレーヤー、レコードプレーヤーなどは現在も生産され入手可能ですから。ビンテージ判定委員会にはねられるのは間違いないみたいな。
ハイエンドオーディオではアンプ1台数百万も珍しくないわけで、販売では下取りが重要なんですけど、この法律で下取りの道をたたれるとオーディオマニアには厳しいでしょう。
もともと2月になって、いきなり法の適用範囲を中古に広げたこと自体、実に怪しい。少なくとも旧法のマーク(〒)に関しては、経済産業省のお墨付き団体であるJETが認定しているわけで、このJETはもともとは旧通産省電気試験所です。PSE法と同等の試験を、国の機関が責任を持って行い認定した機器の販売を、丸ごと禁止するってのは異様です。
経済産業省は旧法施行時にも中古に適用したからだ、ということを中古への適用の理由としているようですが、旧法の当時と今では事情がまるで違います。旧法施行時には危険で粗悪な家電製品が平気で出回っていたために中古にも適用しないと危険だったのですが、旧法施行以降、(建前上)危険な家電は出回っていないはずなのです(もちろん、少数の例外はあるでしょうが)。
自分たちがお墨付きを出していた機器をまるごと否定する、というのだから裏があるのでは? と勘ぐられても仕方ないでしょう。実際、関連団体には大量の役人が天下りしているそうですし、これも役人の再就職活動の一環なんでしょうね。
March 11, 2006
ニューロマンティック2
ABCがすっかりツボにはまってしまったので、その流れで今度は大御所、Spandau Balletの比較的、新しいベスト版を買ってみた。
Spandau Balletといえば、このCDの1、2曲目に納められているtrueとGOLDでしょう。特にtrueは脳内に焼き付き系で、ナルナルのボーカルが歌い上げるたまらない名曲でございます。
まあ、80年代を代表するグループなんでしょう。この当時、私はロックロックした音楽が好きで、AC/DCとかそんなんばっか聴いてたんで、この系統は馬鹿にしてたんですけど今聴くといいですねえ。
ABCもそうですけど、このころにイギリスから出てきたルックス良し系のアイドルバンドは黒人音楽、ファンクとかその辺にやたら傾倒してたのが特徴でしょうか。見た目の派手さで有名だったカルチャークラブなんかも、ベースはゴスペルですしね。
まあ、こんなCDを聴きつつ日本のバブルに思いをはせるのも、よろしいのではないかと。お勧め。
いつか来た道
某巨大掲示板に、韓国が10インチ以下の液晶パネルでは台湾に抜かれ、プラズマでは松下に抜かれ、これは独自技術の開発を怠ったからだという朝鮮日報だか何だかの社説がリンクされてました。んで、いつものように鬼の首を取ったように喜んでる人もいますが、実のところ日本が通ってきた道なんですよね。私が秋葉原でDIPの256kbit DRAMチップを亜土(後のT-ZONE)で買ったりしていた頃、DRAMの生産量では日本がトップに立とうとしていました(そのときすでに立ってたかもしれない)。DRAMは日本で開発されたもんじゃないですが、生産技術と大容量化で日本がトップになった。インテルも元はDRAMメーカーで、日本企業の躍進で苦境に立たされたわけで、さぞや悔しい思いをしていたことでしょう。
液晶は日本で発明されたものではないとはいえ、ここまで育てたのは間違いなく日本です。それを韓国に奪われたわけで、当時の日本と米国の立場に似てますね。韓国もこれからが正念場というところなんでしょう。
ただ、彼らは我々よりしたたかですし、日本という手本があるので有利でしょう。かなり前ですが、サムスンがDECのAlphaプロセッサのライセンスを受けてAlpha Processor Inc.だったかなんだったかを立ち上げたときに取材にいったことがあるんですけど、そのときに、DRAMばかりでは日本の企業のようにいずれ立ち行かなくなる、だから今のうちにプロセッサもやるんだ、ということを話してました。Alphaプロセッサは結果的には失敗したようなもんですが、日本のやってきたことを、きっちりと意識して戦略を立ててるんですね。当たり前かもしれませんが、そんなあたりが彼らの強さかもしれません。
March 05, 2006
FM音源最高
X68000にはまっていたからでしょうか、FM音源の音を聴くと今でもビビっときます。FM音源にしか出せない音、というのがあるんですよねー、やっぱし。FM音源といえばYAMAHA DX7。このシンセが大ヒットした80年代の曲にはFM音源の音があふれていて涙無しには聴けません。中でも私的に一押しはNaked Eyes。

ヒット曲はたしか1、2曲くらいだったような。80年代ポップスの中では地味な存在じゃないかと思います。すでにアルバム(といっても2枚しか出してなかったハズ)は入手不可(というか、Promises Promisesの中古盤はプレミアがついて凄い値段に…)で、このThe Best ofを買ってみましたけど、ほんといいですよ。収録されている曲すべてクォリティがめちゃめちゃ高い。
(当時は)最先端のエレポップという感じで、サンプリングベースのシンセサイザーの先駆けであったFAIRLIGHT CMIが多用されているそうですけど、これは確かにFM音源(DX7でしょう多分)という音が結構、聞こえてきます。
Naked Eyesがアルバムを出していたのは83~84年くらい。DX7が発売されたのが83年ですから、実際に使われているかは微妙なんですけど、最先端を走っていた彼らがDX7を発売直後に手に入れて使った可能性はあるんじゃないかなあと。
ちなみに、Naked Eyesの片割れ、Rob FisherはNake Eyes以前にはNEONというグループにいて、そのNEONにはTEARS FOR FEARSの2人が在籍していたことは有名。

持ってるのは、これ。1200円の国内企画のベスト盤。お買い得感あります。
同じグループにいたと言われてみれば似たようなテイストがあるようにも感じますけど、Naked Eyesはスマートでクール。一方、TEARS FOR FEARSはソウルフルな熱いナンバーもあり、ちょっと違うかなという部分もあります。
まあ、TEARS FOR FEARSといえばShout!が余りに有名で、CMにも使われちゃって、そればっかという感じですけどね。
March 04, 2006
日本橋でんでんタウンにいってみた
今日は所用で大阪の難波に。用事は17時半ごろ終わったので、大阪の電気街という日本橋まで歩いてみました。大阪には何度かきていますが日本橋にはいったことがありません。大型店は上新電機が目立つ感じ、あとDVD屋が多いとこですね。道ばたでDVD売ってる兄ちゃんがやけに多かったような。フィギュア屋なんかもあってご他聞にもれず秋葉化が進んでいるような。
でもって、うわさに聞く共立エレショップとかデジットにも寄ってみた。

ジャンクもありパーツもありという秋葉で言うと若松か秋月を少しまともにした(?)っぽい感じですかね。店内が広いのがいいですね。
何か面白いものがあったら買ってこようかと思ったものの荷物になるので止め。
なんだこれ、と思ったのはOPアンプドライブの真空管アンプと称する基板。グリッドをOPアンプでドライブしてやろうというのだろうと思うのですが回路図がなくて基板だけ売ってるんですね。あれは何なんだろう。
February 24, 2006
GLAN TANKのTV録画は結構いけるかも
GLAN TANKでTV録画 - sushi-kのまとめwiki録画予約は快調に動くようになり、さらにリアルタイムでTV放送をストリーミングで流せるようになって結構、使い物になるようになってきました。これはいいかも。
February 23, 2006
February 22, 2006
バブル世代が主役ですかね
パチンコ屋の客層が変わったようですね。私自身はパチンコはやりませんから(学生の頃に2、3度やって、遊ばされてる感満点のむなしいゲームと見切ったので)内部を観察したわけではないのですが、パチンコ屋の前は通ります。漏れきこえてくる曲が去年からガラリと変わった店もあるんですよね。去年くらいまでは、吉幾三さん誰かのジャンジャンバリバリみたいな曲とかがきこえてましたけど、いまはユーロビートが主流。まあ、ユーロはパチンコに合ってるかもしれませんね確かに。
ユーロビートが爆発したのはバブル期で、いまも一部に人気があるみたいですけど、なじんでる世代といえばバブル世代でしょうね、やっぱし(私的にはユーロといえばAmigaのmodですね、やっぱし)。パチンコの客層が若年~バブル世代までに変化して曲も変わったんじゃないかな、などと想像してみたり。
あまり指摘されないですけど、ライブドアで逮捕された堀江さんを除く人たちは、バブル入社世代なんですよね。私もバブル期を駆け出し社会人として体験した世代ですけど、金儲けには縁がないし金を儲ける頭脳もなかったので、まるで他人事でした。当時は上手くやりさえすれば何もしなくても金が降ってくるような感じでしたから、ライブドアの中の人も、金が集まれば何をやっても良い、という感覚で事件に至ったのかなー、などとも思います。
金と体裁がすべてで中身がないというのも当時の特徴で、ソニーが駄目になったのもバブル世代が主役になったかじゃないのか、とかね。
象徴的だったのはVAIO 505 EXTREME。当初のキャッチフレーズに「エグゼクティブ」という言葉が入ってたんですよね。505 EXTREMEみたいなシンノートのをほしがるのは比較的若い層でしょうけど、ヤングエグゼクティブ(死語)なんて、まさにバブル世代の発想。
団塊の世代が引退することが話題になってますけど、バブル世代が後を担うとガタボロになったりして、とか想像してみたり。
ま、私も人のことはいえないんですけど。
February 21, 2006
GLAN TANKでTV録画できた
まあ、できるのはだいたい分かっていたのですが、GLAN TANK+PX-TV402をやっと試してみました。カーネルのリビルドが必要ですのでカーネルのコンパイル環境が必須です。付録のCD-ROMからカーネルソースをコピーしてきて/usr/srcの下あたりで展開します。必須なのはalsaサウンド関係、Multimedia deviceの下にあるVideo4Linux、firmware loaderあたりです。I2Cも必要ですが確かデフォでオンになっていたような気がします。そのほか、ブートに必要な諸々を組み込みます。
さらに、arch/arm/kernel/armksyms.cの最後の方に
EXPORT_SYMBOL(xscale_mc_clear_user_page);
を付け加える必要があります。clear_user_pageはSHでもexoprtされてなかったですね。i386以外ではexportされてないのかな?
そんなこんなで設定したらmake zImageしてzImageを/bootに転送します。
あとは、wischipからドライバのtarballをコンパイル-インストールするだけでOK。
録画は完璧のようで、ノイズなども載りません。録画中のCPU負荷もたいしたことはなく十分に実用的でした。
やってみたいけどカーネルのコンパイルとか面倒、という人がいたらコメントください。バイナリをアップしてみますので。
(追記)
バイナリは危険なので、とりあえずカーネルとドライバをコンパイルするために必要なファイル類をアップしておきます。
カーネルソースの差分
linux-2.6.10-iop1-20050909snap.go7007.diff
.config(config)
.config
wis-go7007ドライバソースの差分(単にgorecordの制約を取り払うだけです)
wis-go7007-linux-0.9.7.diff
手順は、GLAN TANK付属CDのカーネルソースを展開して差分をあて、ダウンロードしたconfigを.configにリネームしてカーネルソースツリーのトップにおいて
make zImage modules modules_install [Enter]
arch/arm/boot/zImageを/bootにコピーして再起動します。
その後、
apt-get install fxload [Enter]
してfxloadをインストールしておきます。
そしてwischipからドライバソースのtarballをダウンロードして展開、差分を当ててmake; make installします。
wischipのドライバソースのapp/の下にgorecordがあるので、これで録画が出来る様になります。
ちなみに、カーネルのconfigをいろいろいじくっているうちに、起動直後にスタックダンプを吐く様になってしまいました。
--
Unable to handle kernel paging request at virtual address 20000000
pgd = c65f4000
[20000000] *pgd=00000000
Internal error: Oops: f5 [#1]
Modules linked in: ehci_hcd wis_sony_tuner wis_uda1342 wis_saa7115 go7007_usb go7007 v4l2_common videodev snd_go7007 snd_pcm_oss snd_mixer_oss snd_pcm snd_timer snd_page_alloc snd soundcore ohci_hcd btndrv buzdrv leddrv
CPU: 0
PC is at .c2u_0fupi+0xc/0x50
LR is at read_mem+0x84/0xb0
pc : [
sp : c65e7f34 ip : 00000000 fp : 00000000
r10: c65e7f84 r9 : beffe8b8 r8 : 00001000
r7 : 00000000 r6 : c65e7f84 r5 : 00001000 r4 : 00000000
r3 : 000000b6 r2 : 00000ffc r1 : 20000000 r0 : beffe8b8
Flags: nzCv IRQs on FIQs on Mode SVC_32 Segment user
Control: 397F Table: A65F4000 DAC: 00000015
Process xdm (pid: 2388, stack limit = 0xc65e6190)
Stack: (0xc65e7f34 to 0xc65e8000)
7f20: 00001000 00000000 00001000
7f40: c65e7f84 00000000 c016c054 00000000 c6e36c60 00000000 c006bfe8 c04a74e0
7f60: 00000101 c6e36c84 c6e36c60 c65e7f84 00000000 00000000 c65e6000 00034b40
7f80: c006c25c 00000000 00000000 00000000 00000000 00000003 beffe8b8 00000003
7fa0: c0022984 c0022800 00000000 c00227b4 00000003 beffe8b8 00001000 00000000
7fc0: 00000000 00000003 beffe8b8 00000000 00010000 000102ec 00034b40 00000000
7fe0: 00000000 beffe8b4 00001924 402be5c0 60000010 00000003 a0002001 a0002401
Backtrace: no frame pointer
Code: 1a000037 e2522004 4282c004 4a000026 (e4913004)
--
こんな感じ。変なアドレスを見に行こうとしているようです。実害がない(別に動作に支障がない)ので放ってますけど、ちょっと気味悪いです。configをいろいろいじって何がどうなってるのかいまいち良く分からなくなっているせいかもしれません。
(さらに追記)
なんかスタックダンプは直ってしまいました。/lib/modules/の下を片づけて、モジュールをインストールし直したら直ったんで、ゴミが残っていたんでしょうね良かった良かった
February 20, 2006
戦前は良かったですかそうですか
安倍氏は戦後、損得でしか物事考えない人が増えたと言ったそうで。損得以上の価値があるとかなんとか。私がいろいろと読んだ歴史によると戦前の方が腐敗は酷かったようですけどね。軍部の腐敗は目を覆わんばかりだったようですし、戦時中は特命機関と呼ばれる組織で私腹を肥やした人が多くいたことも事実です。最近出た本では阿片王なんかに、その辺の事情が結構、詳しく書いてあって面白いです。
たぶん、戦後の今の人たちの方が正義感は強いんじゃないかと思いますよ。
安倍氏は、あの有名な岸家の一員なんですから。その辺の事情には誰よりもお詳しいはずなんですけど。
Parcel Forceはスタンダードなら郵便らしい
安価なPCL86がすっかり気に入ってしまい、会社の通販でも扱おうということで、eBayに出しているイギリスの業者さんからPCL86のバルクを送ってもらうことになりました。先方はparcel force(イギリスの郵便は民営化されていて、書簡などを扱うroyal mailと、小包などを扱うroyal mail parcel forceという2つの会社に分かれているようです)で送るというのですが、parcel forceにはいい話が余りありません。荷物が無くなった、荷物が壊れていた……などなどのトラブルが日常茶飯事とか。
しかし、UPSなどの民間業者を使うのは嫌そうだったので、やむを得ません。もっとも安価な(悪評高い)Economyというサービスは避け、Standardサービスにしてもらい、かつ最高額の500ポンドの保険をかけてもらうようお願いしました。
そして数日後、parcel forceのホームページのトラッキングで「国外に出た」というステータスになったあと、とんと音沙汰がない。どうなたんだろう? そんなに時間がかかる物だろうか、と不安になってきました。
駄目元で郵便追跡サービスにトラッキングナンバーを入れたところ、ばっちり表示が。現状では通関で止まっているようですが、無事に日本には着いているようで、良かった良かった。
parcel forceのEconomyは郵便ではなく(郵便では追跡できない)、その国の選ばれた業者(ってなんだろう?)により配送される、みたいな話を聞いていたのですが、Standardは普通国際小包で送られているようです。日本の郵便局に荷物が渡っていれば、たぶん後は安心ですね。
しかし、保険やら何やらで送料がかなりかかってしまい、サンエイ電機の価格で販売するのは無理になってしまいました。うーん、失敗したかな。
iTunesのAACは音悪い
ですね~。ローパス切っても音悪い。やっぱりWindowsユーザーなら、iPodでも、Exact Audio Copy(じゃなくても良いと思うけど)+lameでMP3にエンコードするのが最強だと思います。
February 18, 2006
movietank IIの音質
昨年に購入したmovietank II。もともとはオーディオ(といっても主としてBGM用途ですが)に使おうと思っていたのでした。強引な静音化処置により、騒音はほとんど気にならなくなったのですが依然として音楽用には使ってなかったり。というのは、movietank IIのデジタルアウトは光のみなのに対して、以前に作成したDACキットは同軸のみでつなげなかったのです。DACキットは3系統だったかの入力切替ができ、光入力も付けられるのですが、ケースの穴あけが面倒になってしまい1系統のみしか入力を付けてません。
完成したケースに穴を開けるのは面倒だ、と放っておいたのですが、手持ちの部品でTOSLINK-SPDIFの変換くらい作れそう、ということで、チャカチャカっと作ってみました。

定数いい加減、ハンダ付けいい加減の即席変換ボード。でも問題なく動いてるような。いちおう、トロイダルコアに10ターン巻きのトランスを作ってアイソレートしています。
さて、それでmovietank IIの光デジタルをDACにつないで音を聴いてみました。ソースはlameで--preset insane -q0オプション(つけりゃいいってもんじゃないよ、といわれているオプション)付けてエンコードしたMP3です。
……なんか、微妙に元ソースと違うような気もするんですけど別に気分が悪いわけでもなく、いいんじゃないでしょうか、という感じ。MP3だし、movietank IIのデコーダーもそんなに高級なものじゃないでしょうから本当は悪い音なのかもしれませんが、私にはこれで十分のようです。HDDだから大量に曲がいれられるんでBGMには最適ですね。私のような駄耳だととコストがかからず便利です。
もっとも使い勝手面での不満は結構あります。movietank IIから搭載された液晶は小さすぎて遠くからではほとんど見えないので操作しづらい。また、次の曲に行くのに時間がかかりすぎ。
それから、1曲再生が終わると、いったんデジタルアウトが途切れるか何かするようで。DACキットの方では問題ないですが、AVアンプにつなぐと曲が終わるたびに内部のリレーがカチカチ言ってうるさいです。まあ、デジタルアウトは「保障外」(公式には非対応)だそうですから。これは仕方ないかもしれませんね。
February 16, 2006
PSE法の駆け込みセールに期待しようかな
今話題の俗称PSE法。電気用品安全法@2chまとめ - トップページ
困った法律ですね。役人の天下り先を潤す意図が露骨という。
まあ、しかし先の選挙で自民党が大勝したわけで、このような法律を通す自民党の政策にお墨付きを与えたのは他でもない国民ですから、今さら騒いでも遅すぎです。PSE法で騒いでる2ちゃんも、選挙の時にはネットでの親自民活動の拠点みたいな雰囲気でしたし、このサイトにも「何を今さら」としか感じません。
いまや我が国は、ご近所の独裁国家も真っ青の一党独裁体制ですから、PSE法でも何でも思い通りに国会を通り、施行されるわけですよ。それを国民が選択したのですから仕方ありません。
こうなった以上、PSE法の駆け込み中古セールに期待ですね。ハードオフでは売り切り体制に入ったといいますし、秋葉原などにある中古オーディオ、ビデオ機器専門店もそろそろ売りきりにはいるかも。暇が出来たら回ってみなければ。
February 14, 2006
久々にラジオ技術を買ってみた
ラジオ技術3月号を買ってみました。1500円もする雑誌なので滅多に買いませんが、たまには見てみようかなと。黒田徹氏が真空管P-Pアンプのシミュレーションを載せてます。OPアンプ-差動-エミッタフォロア-終段という構成でした。
以前に作った6BX7-GTは、プッシュプル初挑戦ということで、バイアスが動くのが怖くて定電流回路で縛りまくってしまいましたが、今思うと黒田氏のようなシンプルな構成で十分にいけるんだろうと思います。カソードからDCサーボをかけてやれば実用になると思うので、そのうちドライブ段を作り直そうかな、と。
また、春日無線変圧器のPCL86キットを設計されている長島氏が、KNFのバリエーションを試す記事を載せてました。最近、PCL86とか14GW8で検索して来る人がやたら多いのは、雑誌で取り上げられているからなんですね。
PCL86(14GW8)超三極管接続ver.1ミニP-Pアンプもなかなか良い感じです。安いPCL86でいろいろ作例が増えると面白いかもですね。
February 12, 2006
Design Wave Magazine付録ARM7基板にバグ
Design Wave magazine について語るスレ今月のDesign Wave Magazine誌にはARM7基板がオマケで付いてます。私も先週、何冊か仕入れてきたのですが、なんと基板にバグ…?
このCPUは内部に3.3V→2.6Vのレギュレーターを内蔵していて、CPUコアは2.6Vで動いてるのですが、その2.6Vを安定させるためコンデンサを外付けするLVDDという端子があります。そのLVDDが何故か3.3Vに直結されているようだ、と。本来、LVDDにはGNDとの間にコンデンサをつなぐだけでいいはずなので、設計ミスではないかと思います。
いちおう動くようですが、長持ちしなさそうですね。まあ、オマケだし、実験用と割り切ればいいのではないかと……。しかし、Design Wave Magazineとしては、ちょっと恥ずかしいかもですね。
February 11, 2006
中の人は頑張っている?
遅ネタですけど。ITmediaニュース:「こんな時だからこそ安定したサービスを」――ライブドアの技術者魂
逮捕当日、ポータルや社長ブログはかなり重くなってましたけど、確かに落ちることなく動いてましたね。そのことには関心しましたし、過去にライブドアが(たとえば)検索技術で新しい試みをしようとしたりしたことも覚えてます。技術志向の中の人がいたのは確かなんでしょう。
ただ、(こっからは少し厳しいことを書きますが)いま報道されていることによると、ライブドアは肝心のポータルをはじめとするネット事業では、ほとんど利益を出せていなかったといいます。報道されていることがすべて事実ではないかもしれませんが、仮に事実だとすれば、技術自慢の中の人たちも利益を上げてるに至ってなかった、ということですね。
国の支援で技術開発をしているとかなら、こんなすごい技術を開発しましたよとか、開発しますよ、というだけで評価されるでしょうけど、私企業の中で活動している限り、自分がどうして給料をもらえていたのか考えなきゃ駄目なんです。
ライブドアは海外のダミー会社まで使って売却益の還流をしていたそうで、これはまさに「虚業」です。そして、技術自慢の人たちがもらっていた給料も、虚業のおかげってことになってしまいます。
記事中で「虚業といわれるのが悔しかった」とか言ってますけど、我が身を振り返って自分らが利益を出せていなかったこと、そして虚業によって何とか運営でき給料がもらえていたことを知れば、虚業と呼ばれても仕方がないと自覚すべきでしょう。
「こういうときこそ淡々と」という健気な言葉からは、単なる視野狭窄しか感じられません。技術的にはすばらしい物を持っていたのかもしれませんが、視野狭窄に陥った技術屋なんてのは役に立たないんじゃないですか。虚業と呼ばれるのが悔しいなんて発言は、ライブドアが虚業でなかったことを証明してみせてからいえ、という話なんです。
February 09, 2006
記憶の仕組みが解明されたなら
こっちもたまに更新しておかないとですね。いま売っている日経サイエンスにサヴァン症候群のリポートが掲載されていました。別に新しい知見が得られたわけではないようで、以前にも掲載されていた記事と余り変わらず、サヴァン症候群研究の重要性を知ってもらうための記事という感じです。
サヴァン症候群は、精神発達障害の方がまれに、非常に限定された分野でのみ天才的な能力を発揮する症状…と言っていいのか分かりませんが…で、映画「レインマン」で広く知られるようになりました。サヴァン症候群とともに見られる発達障害はさまざまですが、比較的、多いのは自閉症だそうで、以前に紹介したくらやみの速さはどれくらいという小説の主人公も計算能力に秀でていると描かれていました(一種のサヴァン症ですね)。
日経サイエンスの記事で取り上げられていたのは、まさにレインマンのモデルとなった、キム・ピーク氏です。キム氏は現在、およそ9000冊に上る本を丸暗記しており、本の1ページを8~10秒程度で読み通し、あとから一字一句引用できる並はずれた記憶力を持っていると言われています。また、現在では音楽の才能にも目覚めピアノを弾きこなせるようになっているんだそうです。まさに天才ですね。
キム氏もサヴァン症候群の例に漏れず障害を抱えておられますが、幸いなことに障害の程度は(他の典型的な例に比べ)さほど重くはないようです。抽象思考能力を欠いていること(多くのサヴァン症候群に共通する)、そして運動機能障害(まっすぐに歩けないなど)を抱えているそうですが、他人と楽しくコミュニケーションを取る能力を持ち(=自閉症ではない)、その膨大な知識を駆使して高度に知的な会話もこなすことができるようです(抽象思考能力を欠くために普通の人とは全く違う発言をすることもあるようですが、少々変わった人として通りそうですね)。
日経サイエンスにはキム氏の脳のCT画像が掲載されていますが、素人目に見ても異常がはっきりと分かり興味深いです。左右の半球をつなぐ脳梁が完全に欠けていること、そして小脳が萎縮して非常に小さくなってしまっているのが特徴で、運動機能障害は小脳の障害が原因になっているようです。大脳は非常に大きく、上位1%以内にはいる巨大な脳だそうです。
サヴァン症候群はキム氏のような異常な記憶能力や、並はずれた計算力(一瞬にして因数分解ができるとか、未来の年月日の曜日を瞬時に答えられるなど)、音楽を記憶し演奏する才能(1、2度聴いただけで寸分違わずピアノで再演でき、その曲をディティールに至るまで忘れずに記憶し続けるなど)が典型的な例で、重度の精神発達障害を伴う例も多数報告されていますが、一般には中程度の精神遅滞が多く、知能指数にして50~70程度であるにもかかわらず、驚異の計算能力を見せたりするのが興味深いところです。しかも、その能力は一見するとかなり不思議で、たとえば因数分解が瞬時で行えるのに、1桁の足し算、引き算すらできない、というような報告例も少なくありません。
計算力はともかく、記憶力は普通の人でもサヴァン症候群に見られるのと同程度の能力を持っているのでは、という説はあります。実際、脳の刺激実験の初期の段階……あの有名なワイルダー・ペンフィールドの実験でも、脳のある部位を刺激すると、当人が完全に忘れ去っていたと思っていた記憶が驚くほど正確に蘇る例が報告されているそうです。その再現は、たとえば会話の内容の詳細から、そのときの景色や家具の配置、色、壁の汚れに至る細部に至ることすらあるとか。
サヴァン症候群やこの例から、もしかしたら人の脳というのは、今まで経験してきたすべてを、ディティールを含めて記憶に蓄えているのかもしれませんね。もしそうなら、コンピュータ屋的視点からは驚異的というか信じられないとしか言いようがありませんが、もし、その謎が解き明かされればコンピュータに応用できる可能性がありますよね。
記憶といってもいろいろのようで専門家でもないので詳しく知りませんが、ある事柄を思い返すとき、脳はそのときのパターンを再現することがある程度、確かめられているようです。人間の脳細胞の数は400億前後と言われています。1つの脳細胞が取りうる状態(シナプスのパターン)を仮に8ビットで記述できるとして、記憶の再現に必要な脳細胞を、まあ10%弱の30億くらいとすると、脳は2^240億乗通りの状態を取りうることになります。
一方、人間の一生を100年と仮定して、分解能を1秒としても(分解能が荒すぎるのでは? という議論は後ほど)31.5億秒に過ぎません。脳は生涯を通じて、同じ状態を取り得ないと仮定しても良さそうです。
シナプスのパターンとして事象を記憶しているとすると、脳のどこかにパターンを再現する仕掛けと、パターンを記録しておく仕掛けがあるんだろうと想像できます。一生涯のパターンをパターンのまま記憶しているのなら、膨大な仕掛けが必要になってしまうでしょうが、パターンは容易に圧縮できるのかもしれません。たとえば、動画の非可逆圧縮みたいな。
パターンの変化を荒っぽく圧縮した情報がどこかに蓄えられていて、何らかのきっかけでパターンが呼びされて再現されると仮定してみます。パターンが非可逆で荒っぽい形であってもシナプスのパターンを再現するときには十分かもしれません。たとえば状態Aから状態Bに推移するとして、推移のパターンは無限といえるほどあるかもしれませんが、取りうるパターンの中でもっとも確率が高いパターンを選択できるからです。この辺に自己組織化だとかそういう議論を絡めると、より面白いかも。
そうなら分解能もさほど必要ではなく、かなり圧縮して脳のパターンを記録できるのかもしれません。非可逆の可能性はかなり高いです。というのは、ある記憶が蘇るとき、驚くほど鮮明である反面、細部が違っていたりすることは珍しくないですもんね。
膨大なパターンを取りうる電子回路と、そのパターンのスナップショットをアラっぽく取り出すことが出来る仕掛け、パターンを圧縮する方法を組み合わせた記憶素子、なんてのができたら何かの役に立つかもしれませんね。
February 04, 2006
January 30, 2006
PCL86(14GW8)ミニP-Pアンプの製作ガイド
PCL86(14GW8)超三極管接続ver.1ミニP-Pアンプの製作ガイドを、電子工作まとめwiki
に作成しました。以降、電子工作に関するまとまった記事は、wikiの方を主にしようかなと思います。
January 29, 2006
PCL86(14GW8)ミニP-Pアンプ~気合で完成
一気に両チャンネルを完成させてしまいました。
オーバーオール帰還をかけましたが0.47uF容量負荷でも安定です。詳しい測定は後日やりますけど、1kHz/約1W時の歪率は0.1%くらい(切るか切らないかくらい)、ノンクリップで12Wくらいの出力が得られました。ノイズは0.1mVを切るくらいというところであまり良くありませんが、悪くもないです。
6BX7GTでは低音に不満があった春日の小さなトランスですが、さすが超三極管接続で、見かけとは裏腹に締まった力強い低音が特徴です。なんかこう、ひ弱なトランスを力ずくでドライブしてるというか、そんなところですかね。高い方も妙に伸びていて、性能的には(ミニアンプにしては)素晴らしいといえるんじゃないでしょうか。
このアンプは真空管にちょっと詳しい人を驚かすのにいいかもしれません。詳しい人なら、複合管が4本だけ並んでいる姿から、まあアルテック型とか、その辺の回路を想像すると思います。真空管が6GW8か、そのヒーター違いというのも、詳しい人なら見れば分かりますし、安そうなトランスが並んでる姿から、出てくる音も想像付くと思うんですよね。しかし、いざ鳴らしてみると、かなり上質の音と力強い低音が出てきますんで、あれ? というようなアンプです。
(追記)

製作した定数を入れた回路図のPDFをアップしました。
電源トランスは春日無線変圧器KmB250F2と、-8V程度を得るために小さなヒータートランスを使ってます。-40V程度をどうするか少し悩んだのですが結局、KmB250F2のヒーター巻き線16Vを倍電圧整流して得ることにしました。こうするとPCL86のヒーターの直流電位が上がるんで、ヒーターバイアス代わりにもなるかな?と。
出力トランスは春日無線変圧器OUT-6635Pですが、スピーカーを4Ωタップに接続して1次インピーダンスを10kΩ(実際には6ΩのSPを使ってるのでもうちょっと低いですが)として使用しています。
DCサーボには買い置きがあった2SA1360を使いました。






